月別:2024年06月
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TMFの価格が48.5になっていた

 

コールを買い建てた時の価格とほぼ同じ。ちなみにTLTは同期間で+1.9%となっているのでレバレッジ効果が見事に表れている。当初買い建てたコールは昨日満期を迎え仮にもっていたら消滅。しかし、そのコールは次限月に乗り換えていたため事なきを得るも、その次限月のコールは損失となる。
運よくトータルでわずかながらプラスで終わったが、結局は長期金利が下がらなければこの商品は上がらない。当たりまえ(笑)
よくよく考えると、米国の政策金利が仮に下がっても長期金利はさほど下がらない可能性だってある。
政策金利が1%下がったら長期金利も1%下がるかと言ったらさてどうだろうか。

 

長期金利が高くなったという意味

既に発行されている長期債券は確かに値下がりしているだろう。従ってこれを買って満期まで保有すれば値上がり益を享受できるが、の値上がり益を満期までの期間で割れば4%とかそれくらいという話である。
要は4割も5割も値下がりしたものが元の価格に戻るまでには相当の年月が必要だという事である。
仮に1年後に金利が元にもどったと仮定すると当該債券価格も元にもどることになり、そこで売却すれば満期までの価格が先取りできるわけだが。

債券投資ファンドの仕組み

債券のETFは対象の債券を満期まで保有せずにそのファンドで保有する債券の残存期間が一定になるように、残存期間が短くなったら売却し新しく買い直すという作業を繰り返す。
金利が上がると債券価格は下落すると言われるが、債券が売られて価格が下がると金利が上昇するというのが正確だろう。

生の国債を買うのと債券ETFに投資するのどっちが得か問題

従って、債券ファンドの価格の騰落は結果として金利の上下に左右されることになるが、満期まで保有するわけではないから仮に金利がまったく変わらなければ10年たっても価格そのものは上がらない(配当はもらえるが)。生の国債を買っていてもし満期がきたら金利がいくらになっていようが値上がり益は得られているのにえらい違いである。

債券のETFをロングして儲けるには

今後長期金利が下落するという見込みで債券ETFで利益をあげようとするなら、それは短期間である程度金利が下がるという見込みで、かつ、そうなって初めて意味を成すということに気付く。
長期的に保有するつもりなら生の国債を買ったほうがマシだし(為替差損はとりあえずおいて)わざわざ債券ETFを保有するメリットはあまりない(生国債よりも売買しやすいというメリットは当然あるが)

急激に上げた金利を一気に急激に下げるとは今の米国の経済状況だと考えにくく、現にそうなっている。
金利が下がるにしてもペースはゆるやかで、もしかするとさほど下がらない可能性もあり、かつ、長期金利はとくにあまり下がらないことだって考え得る。
そのあたりも踏まえ単純にロングするのではなく、コールデビット戦略を考えていたのだが、改めて債券ETFの仕組みを考えるとおいしい戦略でもないと気付いた
こんな感じだとTLTをロングして、TMFをショートする戦略のほうがまだマシのようにも思えるが、それもある程度利益をあげるには相当程度の期間が必要で今の自分にはそんな余裕もないし・・
とりあえず撤収ぅうううううう

 

昨日米国金利が若干上昇しTMFの価格が下がったところで7月限でコールデビットを建てた
やはり裸買いは心臓に悪い(笑)概ね現値より10%程度はなれているアウトのコールをショート
今回はIVが約45%と前回建てた時よりかなり高くなっているせいもある。
TMFが51.8前後を推移していたので、素直に現物を買っていれば今頃1枚あたり約2ドル程度の含み益だろう
CFD50枚で100ドルかデビットにしているせいもあり含み益は半分以下か

 

ちなみに手数料は1枚0.8ドルだった。安いじゃないか。サクソバンクの半分いかだ
確か、この手数料も取引所や約定価格などによって変わってくるはずだ。よく見るとロングとショートで取引所が違っている

 

種銭がなくてオプションにしたのだが、考えてみたらCFDを買い持ちしていたら金利がかかるのを忘れていた(笑)
約1.4円
53.75×157.7 8476 
年率にすると金利6%とられるな。。。ボリすぎじゃね(笑)

 

前回サクソバンクでコールを買った時のTMFの価格が48.4ドル程度
50枚CFD買ってたとする 5.35×50 267.5ドル×157.7 42184.75円の利益 
1.4×50×22日 1540
損益
42184-1540 40644

 

当該コールの価格が推定4.9 -1.75 
損益
3.15×157.7 49675

 

デルタ0.5程度のコールを100単位買っているので50枚のCFDと当初は同じだが、原資産が上昇すればコールのδが増大し0.75を超えるあたりからコールのがパフォーマンスは良くなるのが道理
検証するまでもなかった(笑)

CFD使うくらいなら現物買ったほうがいいのは言うまでもないが
CFD1枚あたりの証拠金は約1700円、ロスカットなどを考慮するとやはり3500円程度は積んでおいた方がいいと考えると
50枚建てると約18万円は必要になる。現物だと約40万円弱は必要
その点オプションを使うと約3万円もあれば現物あるいはCFDと同じかそれ以上のパフォーマンスを得られる

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