- 投稿 2025/01/04
- 日経225オプション - 未分類
一時的にGMOのバイナリーオプションで連戦連勝していたものの、取引時間延長などもあって一気にマイナスへ(笑)
ということで改めてバイナリーオプションの攻略法はないか研究。。。
きんくまさんは2024年の1年間でバイナリーオプションで約2000万以上の利益を達成しているようである。https://note.com/kinkumach/n/n679f3add1954
noteにそのトレードの考え方の一旦になるようなものがあった。
3%の期待値というのがどういう状態で判別できるのかは置いておき、期待値があるならいずれはプラスになるが、指摘されているように損益にブレがかなりある試行結果がでている。これは自分の体感というか、見立てと大いに違っていた。
勝率5割のほうがドローダウンが大きい場合がある。そもそもこれはなぜか。要は負け続けることがあるのだろうが、それを言い出すと勝率9割でも負け続けることはあるだろうし、勝率9割のほうは全損すると損失は1.8倍となる。
勝率5割の場合は500円のチケット
勝率9割の場合は900円のチケット
いずれも1000円のリターンである。感覚的には900円のチケットを買い続ける方が危険なように感じるのだが。。。
とは言え、勝率5割より勝率9割のほうがいいに決まってるな(笑)勝率1割のほうが勝率5割よりもブレが少ないというのも、投下資金がそもそも違うから当たり前か。
900円のチケットは買ってギリギリ勝つ・負けるようなことは基本的にあってはなりません。満期近くになってギリギリ勝つのはただの運です。
なので、ギリギリを1日に何回も経験する場合は、負けてなくてもエントリーを間違えている可能性があります
結局それにつきるし、その適切なエントリーポイントが分からなければどうしようもないか。。。
バイナリーオプションの特性は明らかにあるし、確かにオープン時やクローズ時に優位性がある場合が多々発生する。現実にそれで連戦連勝していたが、基本的にこの場合は満期持ち込みでかつディープインしているものを購入するため損切りするにしても一回での損失がでかくなるため心臓に悪い(笑)
通常のオプションと違った挙動を示す例としてはATM付近の価格である。通常のオプションは残存期間が長いほどプレミアムが高くなるが、バイナリーの場合は残存期間が長かろうが短かろうがATMの場合は価格が変わらない。もっとも完全に権利行使価格に乗っかっていることはないので上下どちらかにズレており、ちょっとしたズレで100円200円の価格差が発生するが。
また、クローズまで残り1時間程度の場合
ATMから1個離れたところは概ねその時点でσ1に相当する。この時、250円と850円程度のセット価格が多い。1000円のリターンが固定されていることを考えると250円を買うよりも850円のほうがよい。
このことはこちらの記事でも分かるhttps://note.com/kinkumach/n/ne0071640173c
やはり、当該価格設定にある程度の優位性がないとなかなか勝つことはできないとみてよいだろう。
また、記事でも触れられているが損切りである。全損せずに損切りすることを考えると、実際のリターンはプラスを維持できる。とは言え、これは損切り確率をもともとの勝率で換算しているためで、実際はそのようにうまくいかないだろう。
仮に勝率が9割の場合に1割しか損切りしない、ということは考えにくく、すくなくともその倍くらいは損切りすると考えたほうがよい。この場合勝率は8割になり800円のリターンである。損切りを1回400円としてもトータルプラマイゼロとなる。従ってディープインした勝率の高いオプションは満期持ち込み前提のほうが結果的にはいいはずだ。
ただ、1時間もあれば100円くらい余裕で動く時間帯も多く結局のところいつエントリーするか、というところに帰着する。
普通にやっていれば業者有利の設定なので確実に負ける。
端的に言えば相場がある程度読めれば勝てるが、それはどの商品でもそうだろう。
逆に言えば相場が上下どちらにいくか分からないけどトータルで勝てる方法でなければ攻略とは言えない。
必勝はなくても負けより勝ちが多くなる、或いはたまに大勝ちしてトータルプラスになる。。。
ただ、それだけでは攻略とは言えない。既にみたように、ドローダウンが大きすぎると事実上破綻するからである。この点、大数の法則のような試行回数を多くすればプラスに持っていけるというのは絵に描いた餅のようなものなので、やはり損益にあまりブレがないほうがよいほうがいいことになる。
そこで、再度どの位置のオプションを購入する方がベターなのかというところに戻る。
バイナリーオプションは概ね2時間とか3時間が期限である。この満期時点における騰落が正規分布のようになると仮定したとしても繰り返しになるがそれは試行回数を多くすればそうなる可能性は高いというだけの話であって、数回や数十回程度であると、連勝や連敗が頻繁に生じるはずである。従って確率云々を言うのは語弊があるかもしれないがあまり意味のない話かもしれない。
バイナリーオプションであってもオプション価格の計算にはブラックショールズ式が使われているということなので確率としては正規分布することを元にしているのは間違いない。
しかし、当該価格は業者に有利な設定価格なので(要は我々はブラックショールズ式で出された価格にプレミアムを上乗せされたものを買わされている)仮に正規分布通りになったとすると確実に負けてしまうという皮肉な結果となる。
そうすると、既にみたようにオプション価格が正規分布で考えた時よりも優位なもの(割安なもの)を買わなければならないということになる。とは言え、仮に優位な価格だとしても必ず利益になるとは限らない。優位な価格だから勝てるとは限らないというのは通常のオプションでもあるあるである。
例えばIVがヒストリカルボラティリティより低いからと言って買ったとして、必ずインするわけではないことはすぐに想像がつく。
満期持ち込みがベストとは限らない
よくよく考えてみると満期時点での価格をピンポイントで当てるよりも価格がどれくらい動くかという値幅を当てるほうが簡単ではないのか?いや、簡単とは言い過ぎである程度動くということを想定し、そこで決済したほうが話が早いのではないか。
例えば満期時点で300円程度は上昇していると予想したとする。だとするなら200円程度上昇した時点利益確定したほうがいいのではないかという話である。
満期時点でさらに100円以上上昇する保証などどこにもないし、正規分布で言えば上に100円下に100円はその時点から言えば半々の確率になる。
ディープインしたオプションを持っていれば持ち込んだほうが得策だろうが、例えばアウトのオプションを買って、当該価格で丁度権利行使価格に到達してATM付近になったとしたらどうか?という話である。勿論満期まで持っていたほうが現時点で利確するより儲けは大きくなるのだが、少しでも下落して終われば儲けがなくなるどころか損失となる。
ここで改めて気付いたのが期待値+3%を勝率かかわりなくプラスすると、最も勝率が上がるのが実は勝率10%のときになるということ。元の勝率が10%なので実に3割増しになる(笑)
とは言え、勝率5割のドローダウンというかブレが9割よりも大きくなる謎減少だが、思うに例えば5連敗とか10連敗の確率が勝率5割のほうが大きくなるからではなかろうか。。。